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令和6年度 仏教講座「はじめて学ぶ歎異抄」のご案内

令和6年度の仏教講座では、昨年度に引き続き、歎異抄(たんにしょう)を読んでゆきます。
仏教をはじめて学ぶ、という方にも伝わるように、できる限り配慮して進めさせていただきますので、初めての方も是非ご参加ください。ご門徒でなくてもご参加いただけます。全10回ありますが、一度だけのご参加も大歓迎です。

偶数回は、本願寺の教学伝道研究センター研究員や龍谷大学講師を勤められた那須良彦先生をお招きします。(奇数回は住職が担当します。)

歎異抄(たんにしょう)とは??
宗派の壁を超えて、多くの人たちに読み継がれてきた書物です。西田幾多郎、司馬遼太郎、吉本隆明、遠藤周作など数多くの知識人や文学者たちが深い影響を受けたと言われています。また、本屋さんの宗教コーナーの本で最も多いのが、この歎異抄関連の本だと言われています。歎異抄は、浄土真宗(じょうどしんしゅう)をひらかれた親鸞聖人(しんらんしょうにん)のお弟子である唯円(ゆいえん)という方が書かれたといわれています。書かれた目的は、親鸞聖人が亡くなられた後に、その教えが乱れ、異なる教えが広がりはじめたため、異(こと)なる教えが生じたことを歎(なげ)き、正しい教えを伝えようとするものです。この中に、「善人なをもて往生をとぐいはんや惡人をや」「さるべき業縁のもよほさばいかなるふるまひもすべし」「善惡のふたつ總じてもて存知せざるなり」「火宅无常の世界はよろづのことみなもてそらごとたわごとまことあることなきにたゞ念佛のみぞまことにておはします」などなど唯円が親鸞聖人から聞き受けた言葉が記されています。

詳細
★開催日時・・4月と7月を除く、毎月27日の19時30分から21時まで。
★持ち物・・・お念珠(貸出あります)、筆記用具
★参加費・・・無料
★お申し込み・・・不要 当日直接、本堂にお越しください。
★駐車場・・・境内または向かいの納骨堂をご利用ください。

・問い合わせ:願生寺 TEL0996-26-2088

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